2009年09月10日

ちいさなちいさな王様

ちいさなちいさな王様。

は、アクセル・ハッケ作。ミヒャエル・ゾーヴァが表紙挿絵を手掛け小説です。

日頃から悲しみにとらわれてばかりいた平凡な主人公の僕。

そんな彼の部屋に、突然あらわれるようになった王様。

王様と主人公僕とのやりとりには独特なユーモアが溢れ、

読んでいるうちに自分のなかに散らかっていたもやもやとしたものも、

すこしづつあるべき場所に整理されていくような感覚になりました。

中学生のとき本など読みもしないくせに図書委員になり、(図書室がすきだった)

装丁やタイトルの気になる本をたまに開いてみたりしていました。

そんな中でこの「ちいさなちいさな王様」は夢中になって読み耽り、

祖母に誕生日にプレゼントしてもらった思い出の本です。

ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵が本の世界観をさらに味わい深いものにしています!!!

ミヒャエル・ゾーヴァは映画『アメリ』でのキャラクターのデザインなどで

今やご存知の方も多いのではないでしょうかかわいい

そんなミヒャエル・ゾーヴァの展示を先日見に行ってきました!!!!!!!!

日曜日だったので、お客さんも予想以上に多く、それでもゆっくり堪能できました目ぴかぴか(新しい)

大きな油彩の作品のほか、王様の挿絵の原画も展示されていて、本当に愉しめました。

画集も買って大満足です。




posted by nanaco at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | めくるめく日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月31日

ジュース中毒

限界だ




ジュースが家のどこにも無い状態が1週間以上続いている。

こんなのって、 こんなのってない。わたしにとっては死活問題だ。

24にもなってジュースが家にないとこんなにも落ち着かないなんて。

一体誰が私をこんなふうにしちゃったわけ。

母だ。

いや父か。

ちいさいころ(といっても4歳くらい)

毎晩マグマグでジュースを飲みながら眠りに落ちていた。

結果前歯のすべてが虫歯にやられました。

しばらく近所のちびっこたちに《虫歯》の愛称で親しまれたものです。


嗚呼あの悲しい思い出。




でもジュースはやめられない。



話は変わりますが、

実家の北海道に帰った際、

芸術の森にて《クリムト》と《エゴン・シーレ》の作品を見てきました!!!

妹の運転、実にスリリングな道程でした。

クリムトとシーレ以外の画家の作品が多く、

クリムトとシーレの展示!!と期待して行った方にとっては

少々物足りなかったかもしれませんが内容をなんとなくきいていたので愉しめました。

個人的にはクリムトもシーレもドローイングが印象的でした。

やっぱりシーレの描く線はとても魅力的でした。



帰ってきてから26日は世田谷美術館メキシコ20世紀展を見に行ってきました。

美大生のくせにそういう情報に疎く、

他大学生から教えていただいて知りました。

たしか、今日までだったはず。

はじめて行った世田谷美術館。

天気がよく、それでいて夕方だったせいか程よく涼しくて、

用賀駅からの道程は散歩気分でとても快適で良かったです。


展示は、入ってすぐ

フリーダ・カーロの自画像!ドーンと荘厳な雰囲気で展示されていました。

割とちいさめな作品でしたがものすごい存在感でした。

ただフリーダ・カーロの作品はその1枚のみ…???

夫だったディエゴ・リベラの作品は何点かありました。

フリーダ・カーロの《メダリオンをつけた自画像》を見て

やっぱり作品と作家の人生は切り離しては考えられない。と感じました。

《作品と作家はまったく別のものである!!》

と論じている方もいたっしゃいますが。


フリーダ・カーロの壮絶な生涯は映画にもなっていますね。

何年か前に見ました。

かなり精神的にも肉体的にもボロボロな人生で、

見終わって少しぐったりしたのを覚えています。




最近見た映画で1番印象に残っている作品が北野武監督の《アキレスと亀》。

精神的にダメージを受けました。

こう、鈍く深くじわじわと…

内蔵がぐらぐらして、

血液はドロドロ音を立てていて、

脳みそは半分凍っていてもう半分はぐつぐついっているような、

そんな感覚になりました。

血が思いっきりブシュって出たり、肉が千切れたり、

そんなシーンは一切無いのに、

生々しくてグロテスク、強烈なリアリティ。

狂気です。

あれが、きっと《狂気》っていうものです。

ぜひ見てみてください。










posted by nanaco at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | めくるめく日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

《つむじ風食堂の夜》という本に出会ったのは去年東京に来た時。

まずタイトルに惹かれ、装丁にもとても惹かれました。

著者は吉田篤弘さん。

本屋さんですこしだけ読んですっかりその世界観に心を奪われてしまいました。

なんて詩的なのだろう と。

あぁ吉田さんの作品の魅力を表現するには私の言葉はあまりに稚拙すぎる。

たまらなくすきです。



読むたび心地よく途方に暮れるのです。



恥ずかしながら読書なんて学校の教科書で読む程度で

積極的に本と関わる事はありませんでした。

が、

遅ればせながら大学の頃からすこしづづ読むようになり。



そんなわけで、今は《フィンガーボウルの話のつづき》というのを読んでいます。

吉田篤弘さん著。

そのなかで特にとても気に入った部分。





その青い紙一枚が、朝になると部屋の全体を青く染めた。

その中で、小さなFBは爪を切った。爪が青かった。爪切りも青かった。

ため息すら青くて、彼を包み込むレインコートは深海のように青かった。






その後しばらくこの文章が私の頭の中でぐるぐる繰り返し繰り返し廻っていました。



はぁ あつい。あついけどビールがおいしい。

今日は部屋で木枠とか作っていました。

下の階の方 うるさくして ごめんなさい。





posted by nanaco at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | めくるめく日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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